KYO-KOGEI.net
CONTENTS

Voice@World

Works Report

Bramd Creation



公募ギャラリー

BBS

Profile

Menber's Room

mail Magazine




Works Report 活動報告

2004/11/30

Kyo-Kogeoi mission 2 京工芸デザイン・コラボ2003 Design & Craft  Award


デザインとの融合から新しいプロダクトへ京工芸デザイン・コラボ2003

伝統工芸とモダンデザインの融合による、新しい商品づくりを目指すプロジェクトとしてスタートした「京工芸デザイン・コラボ」。
明日の伝統工芸を考える試みとして、優れたデザインを、優れた技を持つ伝統工芸家が製作し、そして商品として販売していく新しいシステム作り目指したものです。
審査員として協力いただいたののは、目利きのジャーナリスト・松山猛氏、当NPOの理解者でありデジタル放送を手がける(株)BSフジ常務取締役の平井誠信氏、伝統工芸に幅広い見識をお持ちの京都市産業技術研究所の佐藤敬二氏、蒔絵師であり工芸プロデューサーとして活躍する下出祐太郎氏、京都放送でイベントを手がけるKBSカルチャー・プロデューサー早川斉仁氏の各氏。

京工芸デザイン・コラボ 京工芸デザイン・コラボ

デザイン公募には、当サイトと芸術系大学をはじめとしたフライヤー配布、ジャパンデザインネットの登竜門掲載と協賛をいただき、全国より約70点の応募をいただきました。
12月19日に渋谷・フォーラム8でデザイン審査会を行い、14名の作品を選出。さらに工芸家各氏との協議で、12点の作品を試作しました。


選出作品 選出作品

京都館(東京・赤坂アークヒルズ)での発表展示会は、公募作品に加えてデザイナー草木義博、日原佐知夫氏、和紙作家の福嶋秀子氏の手による試作も交えて、2004年3月8日(月)〜3月13日(土)の一週間に渡って開催しました。

授賞式 京都デザイン優品認定書


審査員の評価は?

全体に思ったより、いいものが集まってきました。これまでの伝統工芸品は、さっぱりしたものがないという印象をもっていたので、京都からの新しいデザインとして発信できれば楽しみです。
(松山 猛氏)


伝統工芸品は、ライフスタイルと共に提案しないと、理解されるのがむずかしいと思います。僕は東京に住む人がマンションに暮らして、おしゃれと感じるものを選びました。
脱京都、アンチ京都でもいいから、ニューウェーブが京都から出たぞっていう感じがしないと、伝統工芸は発展しないという意味も込めてのセレクトです。
(平井誠信氏)


今回の応募作品には、工芸についての知識のなさが目に付きました。単に伝統的なものだから、あるいは付加価値を高めるためだけに漆を使うというような考え方もその一つです。漆を使って何を表現したいのか、なぜ漆でなければならないか、といったことが感じられないということです。工業製品として製作された方が適しているものも多かったように思います。京都の工芸は手仕事の良さを生かしたところに発展の可能性があるということを再認識させていただいた次第です。
(下出祐太郎氏)

選出された作品はすべて試作しようと奔走しましたが、残念ながら、椅子など木工品のいくつかは、一品生産を主とする京都の工芸界では製作コストが高くなりすぎて実現しないものがあり、今後の課題として残されました。
これら試作品の中から数点を、「世界に誇りうる京都発のデザイン優品」を認定する(社)京都デザイン協会主催の「京都デザイン優品」に出展し、2点が認定を受けました。
2004年7月8日〜7月27日には京都伝統工芸館(京都・烏丸三条)で、この京都デザイン優品認定商品の展示会とジョイントして、京工芸デザインコラボ展を開催。東京・京都の2都市で多くの方々に見ていただくことができました。


市場の期待の中で、成果へのステップがはじまる


グランマガザンこの試みから、島村秀樹氏デザイン・竹工芸の中川利春氏と和紙の中川寛之氏制作の和紙照明2点が、(株)太陽D&Dプロジェクトから市販されることが決まり、またこの和紙照明と組み紐のペンダントライトは、ジュエリーと美しい小物を愛する人のモノマガジン「グラン・マガザン」10月号に掲載されるなど、京工芸デザインコラボは大きな広がりを持つことができました。

応募作品・試作等の詳細はMISSIONページをご覧ください。




mail