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Works Report 活動報告

2003/01/21

CSスカイパーフェクTV.ch726京都チャンネル「伝統工芸フロントライン」

長い歴史の中で育まれてきた京都の伝統工芸。その技や考え方を次世代に伝えていこうとする職人たちの努力を伝える「伝統工芸フロントライン」。
スカイパーフェクTV.ch726京都チャンネルで1/19から放映スタート。
当NPOが制作協力するプロジェクトです。
第一回目は蒔絵の下出祐太郎氏で1月19日に初回放映、第二回は錺匠、竹影堂3代目の中村佳永氏が1月26日に初回放映されます。


1月からスタートする第一弾シリーズに登場いただくのは5人。

京 蒔 絵・下出祐太郎氏
下出蒔絵司所の三代目であり、即位の礼や大嘗祭の神祇調度絵巻や第六十一回伊勢神宮式年遷宮御神宝調度蒔絵を手がけるほか、高台寺蒔絵の調査を行うなど伝統技法の研究を通じて、多くの歴史的工芸品の修復を行っています。また日展会友として創作活動を精力的に行い、2002年にはインテリアデザイナー辻村久信氏との家具製作など実験的な試みもスタートさせています。また京都伝統工芸専門学校をはじめ人材育成にも取り組むほか、TV出演や講演、著作活動など漆芸を通じた伝統工芸のオーガナイザーとしても活躍しています。
今回の番組の中では、これまで見ることができなかった京都・六波羅蜜寺聖天堂扉蒔絵が特別に披露されており貴重な映像となっています。


錺 匠・中村 佳永氏
寛永年間より続く竹影堂3代目の中村佳永氏。故有栖川宮より「竹影堂榮真」の号を下賜され、以降代々が襲名するという由緒ある錺匠であり、卓抜した金工の技を継承し、伝統を踏まえつつも現代のニーズに応じた独創的な美術工芸品を作る姿に密着します。


京 指 物・井口 彰夫氏
木を組む、彫る、曲げる、刳り貫く、削るといった木工芸を駆使する京指物の第一人者。2002年の大阪デザイナーズウィークにあわせて開催された「JAPAN DESIGN IDENTITY」(暮らしのギャラリー)でも紹介されるなど、各界から高い評価を得ている匠です。デザイナー喜多俊之氏とのコラボレーションやミラノサローネへの出展など、現代デザインの分野からも注目される氏の美の技を紹介します。


金箔工芸・五明 久氏
仏像・台座をはじめとする仏壇仏具の金箔・金粉加工を手がける五明金箔工芸の四代目。
伝統産業としての仏具だけでなく、アクセサリーなど伝統の技を活用した新しい製品作りにも意欲的に取り組んでいます。ティファニーのオープン・ハートのデザイナーであるエレサ・ペレッティー女史がここを訪れ、ティファニー製品の金箔加工を手がけるという出会いから、新たな視点を見いだした五明氏。現在もティファニー・ニューヨーク本店で限定販売されているそのバッグには京都の様々な伝統工芸の技が生かされています。ティファニー製品に用いた技術を使用したオリジナルのアクセサリーの製作や提案をはじめ、インターネットでの商品販売など、新たな分野にも意欲的に取り組む姿を紹介します。


仏像彫刻・須藤 光昭氏
仏師と彫刻家さらには塗師と三人の師匠の元で技を磨き、木との対話を続ける須藤氏。工房には自らが教鞭を執る京都伝統工芸専門学校の生徒をはじめ、多くの若き弟子たちを迎え入れています。天然木の価値や彫刻としての可能性などを雄弁に語る氏は、2002年秋にイタリア・モンツァ市のMIA展に出展し、また次の機会には新しい可能性へのチャレンジをしたいと意欲的です。

放映予定については、京都チャンネルHPへをご覧ください。
http://www.kyoto-channel.com


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