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Mission.2 2004/03/11

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京工芸デザイン・コラボ2003 Design & Craft Award


試 作 品

※ 画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。



作 品 名 : SACCHETTI
デザイン : 加賀 武見
制  作 : 中川 利春/竹 
中川 寛之/和紙
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デザイナーコンセプト
明かりの紙袋を組み替えて置くことで生活を楽しむ。
単純な変化でも、床に寝かしたり、立ててみたり。
まるで積み木で遊ぶような感覚で光を形作れる紙の照明。

制作解説
袋状の手漉き和紙と竹による心材で、モダンなフォルムの中に自然素材の温もりを持たせました。





作 品 名 : fram for open book
デザイン : 阿部 和美
制  作 : 下出 祐太郎/蒔絵
井口 彰夫/木工
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デザイナーコンセプト
これは本や絵本を開いたまま飾ることができるフレームです。
ベースは漆塗りに小模様がついていて本を飾ってなくても素敵なインテリアになります。
横からスライドして入れるだけなので誰でも簡単に入れられます。

制作解説
木製に漆蒔絵で桜の花びらを描いています。





作 品 名 : 弧屏風
デザイン : 三輪 優
制  作 : 中川 寛之/和紙
出 祐太郎/漆
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デザイナーコンセプト
漆と和紙の屏風七夕の短冊を想わせるような意匠で、部分的に一次曲面にプリフォームされた和紙を補強繊維として、漆を硬化剤として丹念に積層する。木の幹と木の葉のように、互いの質感(柔らかな透過光と通気、深い光沢と陰影)を引き立てる エコロジーなパーティション。

制作解説
手漉き和紙の風合いを残しながら、樹脂によって曲面を硬化させ、漆で着色しています。





作 品 名 : 竹障子 take_syoji
デザイン : 國友 佳子
制  作 : 中川 利春/竹
中川 寛之/和紙
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デザイナーコンセプト
自然素材のデジタルな趣竹と和紙を使い、暖かな風合いを持った現代障子。
ステンドグラスのようでもあり、デジタルなディスプレイのようでもある。
隙間から見える向こう側の季節も感じてください。

制作解説
輪状にカットした竹に色のグラデーションを手漉き和紙に漉き上げ、手貼りしています。割れやすい竹の性質を考慮して背面にアクリルを用いています。





作 品 名 : Kumihimo Light
デザイン : 岡本 和子
制  作 : 梶 力/組紐
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デザイナーコンセプト
二枚の板を組み紐で繋ぎ、吊り下げることによって形を成り立たせた、くみひもの美しさを活かしたシンプルなライトです。

制作解説
組み紐のストレートな美しさを活かした照明器具という新しい発想に、角杉の立分という四方に色が配された組み紐を使用し、さらにねじりを入れることで四色の異なる色のシェードとしました。
「大」で18〜20m、「小」でも10mの組み紐が使用しています。





作 品 名 : フルーツディスプレイ
デザイン : 伊藤 洋行
制  作 : 須藤 光昭/木彫
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デザイナーコンセプト
凹型である器を反転したような凸型の造形。
そのふくらみの頂きに物を置く。
そのもの同士は、余白を置いて存在する

制作解説
木彫刻に摺り漆を施して、木の美しい肌合いを残し、裏面にはノミの削り痕を残すことで手作りの温もりを持たせています。
裏面を金箔で仕上げることで隠れた部分に高級感を持たせた粋な仕上がりです。





作 品 名 :
デザイン : 土佐 道子
制  作 : 井口 彰夫/木工
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デザイナーコンセプト
蛍光灯の光に囲まれた生活を送る現代人に、生活の中のほんのひとときでも幽玄の世界を過ごしてもらうための照明器具です。
小さな光に照らされた金箔は、古来の日本の灯りを再現します。

制作解説
木工による造形。裏面には金塗装を施しています。
床置き、壁掛けの両方が可能です。





作 品 名 : 横月・木葉
デザイン : 島村 秀樹
制  作 : 中川 利春/竹
中川 寛之/和紙
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デザイナーコンセプト
モダンでありながら、和紙と竹による伝統の香りを持ち、シンプルでありながら力強いフォルム。
岐阜提灯と現代彫刻家イサムノグチが生み出した「AKARI」は、どんな文化のインテリアとも共存し、世界中の人々に心和む空間を送り届けています。
私のささやかな野心は、提灯技術のみによる立体造形ではなく、3次元CAD・CGによる設計と京都の伝統の指物・竹工芸のコラボレーションによる新しい「灯り」を作れればというものです。

制作解説
竹を組み紐で留めるという手仕事で、シャープなラインや微妙な曲線を出すことを試みました。
3D・CAD特有の工業的なフォルムのデザインに、手作りのニュアンスを加えた仕上がりです。
紙は手漉きの落水紙を使用して光のデリケートなニュアンスが生まれるようにしています。





作 品 名 : TelephoneScreen
デザイン : 鈴木 和宏
制  作 : 中川 寛之/表具
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デザイナーコンセプト
携帯電話が普及し、ホテルや劇場。結婚式場や葬式場などの公共施設、また仕事に会議中やホームパーティなど、どこにいても電話に呼び出され、話しなくては行けない場面に出くわし、話が出きる場所を探すことがあります。
そこで、人目を気にせず話が出きるサインボードとしての役目を果たし、京表具などの伝統工芸を使うと共に、日本の「こころ」を持ったTelephoneScreenを提案します。

制作解説
襖表具に使用される組子の手法を用いて、軽量化と工芸的な技術の使用を試みました。
鈴木氏の提案では、漆仕上げや襖模様のデザインでのバリエーションがありましたが、今回の試作では手漉き和紙を使用しました。



<試作を終えて>
審査員の皆様に選出していただいた作品を京都館の発表では、すべて試作展示することができなかったことをお詫び申し上げます。
今回、試作のお願いに多くの工芸家の方々とお会いして感じたことは、京都が持つ一品生産の土壌です。京都館の展示での価格表示にも反映していますが、手作り、分業、一点もの、といった生産慣習とデザインという工業生産的な手法や視点との間には、価値観の隔たりがあるように思います。
この反省を発見へと転化し、今後の取り組みに生かしていければと考えています。
今回、試作が間に合わなかったもの、特に椅子関係のものは新たな取り組みをはじめていますので、改めて発表の機会を設けさせていただきます。