<試作を終えて>
審査員の皆様に選出していただいた作品を京都館の発表では、すべて試作展示することができなかったことをお詫び申し上げます。
今回、試作のお願いに多くの工芸家の方々とお会いして感じたことは、京都が持つ一品生産の土壌です。京都館の展示での価格表示にも反映していますが、手作り、分業、一点もの、といった生産慣習とデザインという工業生産的な手法や視点との間には、価値観の隔たりがあるように思います。
この反省を発見へと転化し、今後の取り組みに生かしていければと考えています。
今回、試作が間に合わなかったもの、特に椅子関係のものは新たな取り組みをはじめていますので、改めて発表の機会を設けさせていただきます。